スーツケースは、海外旅行や長期出張など、比較的期間の長い旅に、多くの衣類や書類などを持ち運ぶバッグとしてとてもよく使われています。
また、最近では衣類や身の回り品を整理して収納する、移動可能な収納ケースとしての製造の依頼もよく頂きます。
そのため、大きなサイズで大容量のバッグにする場合が多く、収納物を中できれいに整理するために、多くのポケットやホルダー、さらには固定ヒモや鍵など、工夫を必要とする場合が多くなります。
これらの多くのご要望とコストのバランスをとりまとめて製造することで、できるるだけ使い勝手の良いバッグを製造できるよう努力をしております。
当社ではスーツケース・旅行カバン・ビジネスバッグなどの大型ナイロンカバンは現在でも海外工場での製造を主としております。製造ロットに関して少しでも小ロットへの対応を目指すとともに、仕様や納期、ロゴ印刷等で海外特有のミスが起きないよう、製造管理に努めております。
ナイロンの原反や縁などの部品を、形状の骨格となるフレームなどの上に、接着剤で貼り付けたり、縫製加工により縫い付けたりして直方体の旅行カバンの形状を作り出します。
内容物を保護するために固い直方体のスーツケース形状に、衝撃緩衝用のソフトパッドや、補強板、仕切りなどを利用して、ご希望の収納状態に合うように最適な状を選んで頂けます。
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ナイロン製と一般に言われるケースは、一般的には裏加工を施したポリエステル生地を用いて製造されています。ナイロン素材は軍用など高価格であっても高耐久性を重視する用途などにしか用いられておりません。
このポリエステル生地は機械で大量生産されるため安価ではありますが、頑丈で加工しやすいので、様々なバッグ類に用いられています。また撥水性にも優れています。
色も黒だけでなくいろいろな色がありますので、用途やデザインに応じて選んで頂けます。
ナイロンカバンは、機械によって大量生産されるナイロンをポリエステル生地を原反として縫製加工されます。元々の生地に模様やロゴを入れておくことも可能です。
ナイロンバッグの開口部は、ファスナー(チャック・ジッパー)を取り付けて開け閉めできる形式が圧倒的に一般的です。他にもベロをマジックテープで止める形式、金具や磁石で止める形式など多様な種類があり、デザインや用途、コストに応じて選んで頂けます。
また、ファスナー止めの開口部を複数作成したり、ファスナー止め以外に、一番外側は他の形式を用いて利便性やデザイン性を高めることも可能です。
ファスナー止めファスナーにより、開口部全体を開閉できる、一番一般的な形式です。防水性が高くなります。 |
ファスナー止め(角形)長方形など角のあるバッグも、ファスナーにより開口部全体を開閉できるようにできます。 |
ファスナー止め(複数)ファスナーを複数付けることで、2つの気室を別々に開閉することができます。 |
ナイロンカバンの内側のポケットは、単なる仕切りや、ファスナーのないポケット、ファスナー付きポケット、磁石で止める形式など多様な種類があり、デザインや用途、コストに応じて選んで頂けます。
また、複数の形式のポケットや仕切りを併用して利便性やデザイン性を高めることも可能です。
固定紐付きポケット内部構造と同じ布地でポケットを縫い付けられます。マジックテープ付きの固定紐でポケットを押さえることもできます。 |
メッシュ製ポケット内部の壁に、網でできた伸び縮みしやすいメッシュ製の収納ポケットを取り付けることも可能です。 |
固定用紐内部の両サイドに縫い付けた紐により、中に入れた物を固定することができます。長さを調整することができます。 |
ナイロン製のスーツケースは屋外で引っ張ったり押したりして移動するため、キャスターや伸縮性の持ち手など、特徴的な部品が取り付けられています。
金属製持ち手伸縮可能な持ち手を伸ばして、引っ張って移動することができます。上に他のカバンを固定することもできます。 |
持ち手固定部分持ち手を伸ばした際、ロック機構によって勝手に縮んだりしないように固定することができます。 |
キャスター屋外を転がして移動するためのタイヤです。 その他、足の部品も豊富な種類があります。 |
ナイロン製のスーツケースやキャリーバッグは、外側にロゴなどを入れることで、印象的なイメージにすることができます。印刷や刺繍でカバン本体に入れたり、タグで取り付けることも可能です。
また、内側に商品タグを取り付けて、使用上の注意点や製品使用などを記載することもできます。
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